能登半島地震について

この度、会友の皆様が能登半島の被災地に入り被災者の皆様のお手伝いをしてまいりましたのでご報告申し上げます。

5月20日には、NHKの報道にあった通り石川県より「復興プラン」が発表されましたが現地からの報告では、5か月の時間が経過しておりますが残念ながら復興が遅々として進んでいない様子です。

市街地に関しては道路整備、インフラ復興(電気、水道等)などに手が付き始めていますが限界集落や市街地から外れたところでは、損壊した建物や家屋等はまだ手付かずのところもありボランティア等の人手が必要とされています。

特に個人宅における片付け、がれき撤去等については、個人の所有権や持ち主の許可等の手続きに手間取りいまだに進んでいないのが実情のようです。

そのような現状を鑑み弊協議会では、石川県民ボランティアセンターと連携を取りながらボランティアをお手伝いしてくださる方を募り、石川県の被災地に人を送りこむことを計画しています。

今後、HPの整備も含め(登録等)準備が整いましたところでお知らせいたします。

【ひとり親家庭関係】

本年度よりひとり親・障がい者を抱える家族を対象にイベント等を通じて楽しく社会参画を図るスポーツ見学イベントを企画しています。

当協議会では、東京都社会福祉協議会や東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)、東京善意銀行などの団体との連携することを視野に模索しております。

おかげさまでサッカー団体等のご協力を仰げそうな団体ともお話を進められそうなので近くご報告できます。 詳細につきましては、HPにて発表いたします。

【災害地関係】

HP上でご報告させていただきました能登半島地震の寄付につきまして葛飾区から日本赤十字社を通じ石川県民ボランティアセンターに寄付をお届けすることができました。

寄付にご協力くださった皆様に感謝申し上げます。

また、被災されました皆様におかれましては重ねてお見舞いを申し上げると共に今後も微力ではありますが尽力させていただく所存です。

葛飾区の広報誌である令和6年3月15日付広報かつしか まい広報誌P27にも掲載していただきましたことをご報告申し上げます。

一部報道によりますと被災地の復興に関しまして遅れがあるようにも聞き及んでおりますので現地、石川県民ボランティアセンターとも連絡を取りまして今後、当協議会においてどのようなお手伝いが可能であるかを検討いたしておりますので続報をお待ちいただければと存じます。

能登半島災害寄付

令和6年2月7日 能登半島大地震被災に寄付

青木 克德葛飾区長と春山理事長 (令和6年2月7日 葛飾区 区長室にて)

能登半島大地震 被災地への寄付を効果的に運用してもらうために東京都の葛飾区を通じて行いました。

公式ホームページ開設にあたり

全国同和推進協議会が21年目にして公式ホームページを開設しました

戦後、日本は民主主義国家として差別がない国作りを目指し努力をしてまいりました。

大陸国家と比較し温厚な性格を持つ日本人の特性もあり当時より現在の日本は、人権に対し理解を深め欧米諸国に比較して差別の少ない社会を作ってきたと思います。
しかしながら欧米化が進む中で資本主義社会の発達と共に社会の中に経済的格差が生じてきたことも事実です。
そのことにより社会からの疎外感を感じる人々が生まれたり、また自然災害によって一時的あるいは収入を全く得られなくなることで困窮する人々が生まれたりすることで社会的弱者が発生しています。

私たちは、そのような人々に寄り添い、また寄り添いたいと考える人々のお手伝いをしたいと考えております。

理事長挨拶

理事長挨拶

私は、永く人権の様々な問題に取り組んでまいりました。

当NPO法人は内閣府の認証を受け20年以上にわたり人権セミナーの開催など広く人権に対する認識、理解を広める活動をしてきました。

微力ではありますが活動を継続してきたことで理解促進に寄与してきたと自負しております。

社会の理解が進みそして日本の高度成長をする時代において多くの差別の問題などは日本の中で少しずつ解消されてきました。

しかしながら豊かになるにつれ社会における格差が新たな人権の問題を生み出すと共に世界でも類例のない地震の頻度や環境変化による集中豪雨、台風など自然災害による被災者、高齢化が進むことによる高齢者に対する理解、障がい者の社会参画など日本社会におけるさまざまな人権を阻害する問題も表面化しているのが現実です。

当NPO法人では、人権を広義で捉え自然災害による一時困窮者、生活困窮家庭、またウクライナのような紛争地で困窮されているような人々の共助促進を行うことでより良い社会をつくるお手伝いをしたいと考えております。

多くの皆様のご協力を仰ぎながら「和を以て貴しとなす」を心に刻み邁進する所存ですのでご理解いただきご協力いただければ幸甚であります。

令和6年3月4日

NPO法人 全国同和推進協議会
理事長 春山 勝宏